【2017年版】乙女向け!おすすめソーシャルゲーム5選!
こんにちは、ぽぽたんです。
ソーシャルゲーム戦国時代、ただの不燃ごみになったアイチュンカードを抱えたゲーマーの皆様はいかがおすごしでしょうか。
新しいソシャゲが始まっては人知れずサービス終了する、そんなソシャゲ氾濫時代。
そんな中でもヒトキワ人を引き付けてやまないゲーム達!
私のおすすめの乙女向けソシャゲを紹介させて頂ければと思います。
※ソーシャルゲームへの無理な課金は、推しを悲しませるのでご注意ください※
(推しは未来永劫貢いでくれるファンがほしいので、破産したら元も子もありません)
シナリオ重視
アイドリッシュセブン
アイドリッシュセブン?あ〜あれねあれ、キャラデザが種村有菜先生でアニメ化するし大人気のあれね〜。
でもアイドルものってブームになって久しいし、新しさ感じないっていうか…。
ちょっとキャラデザも正直2010年代ぽいっていうか…。
キャラクター同士が仲良すぎる?んだよね?そこもちょっと…。
そんな幻想をぶち壊したる!
アイドリッシュセブン(以下、アイナナ)の世界は非常にキャラクターたちに厳しい!
濁流にぶち込むが如き怒涛のシリアス展開でプレイヤーのメンタルを削いでいくのだ!!!
キンプリが銀河鉄道で神話になって星座が生まれるアイドルならば、アイナナは自決用の手榴弾だけを持たされ紛争地帯に投げ込まれたか弱い青少年なのだ…!
一難去ってまた一難、ぶっちゃけありえない…。
そんな言葉をアイナナをプレイする乙女たちは何度も思い浮かべただろう。
具体的にいうと、アイドル業が軌道に乗ったのもつかの間、グループメンバー同士で分裂を起こし、ようやく和解しても、今度は汚え大人の圧力に潰されそうになるのだ…。
そう、プレイヤーたちに相当な心的ストレスをこれでもか!!!!とかけてくる鬱ゲーなのだ。
(アイドルとして活動していくには、数多くの障害と捨てなくてはいけないものがあるのだ…)
正直私はゆるゆる乙女ゲーマーなので何度も投げようと思ったのですが、先が気になって気になって仕方なくてガンガンプレイしてしまうんですよね。
何故かプレイヤーは「きっと彼らは幸せになれる、成功を掴める」という謎の確信を抱いているものなのですが、その希望を打ち砕いてやろうと釘バッドで容赦なく殴り込みに来るんです、シナリオ。
話は変わりますが、『図書室のネヴァジスタ』というPCゲームをご存知でしょうか。
乙女ゲームでもBLゲームでもない同人ノベルゲームなのですが、兎にも角にもシナリオの完成度が高く人と人の織りなす温かいものに涙が止まらない作品です。
今プレイしてもその凄さは色褪せないと思いますし、本当に今すぐ買ってプレイしてほしい、こんな記事を読んでいる暇があったら今すぐPC起動してほしい。
そう、図書室のネヴァジスタのシナリオを執筆した「都志見文太」先生がアイナナのシナリオを手がけられていらっしゃるのです…!
ガンガン追い詰められたキャラクター達が這い上がって夢をつかむ姿、ぜひ色々な方にご覧になってほしい。
アイドルは屈託のないキラキラとした笑顔をしているのが最高に最高で最高なのだから…(語彙がない)
ここからは乙女的アイナナの見どころをご紹介します!
まず本編のシナリオでは主人公とキャラクター達の”人間としての”交流がメインになるので、ほとんどほとんど”恋愛的な”交流はありません。
でも様々な出来事を積み重ねて信頼関係を築いていくことは、社会的生物である人間の根本を問われるものなので、ほーんとはすごく大切なことでは?!?!!?
まあ!?!?!キャラクターと???ラブリーな展開もほしいんですけど????
…L○NEでしかデレてくれませんがあります!!!
(これを読んだときはあまりの衝撃に絶句した)
中性的でNOT積極的でない子が急に男性感を出してくるベタベタな展開〜ありがとう〜(;_;)
またアイナナのキャラクター造形に、どこか育った土地の風を思い起こさせてくれるような懐かしさをアラサーオタク皆感じるかと思います。
そう、洗練されすぎてもいない・古典的すぎるわけでもない、そんな心が安らぐような絶妙なバランスを持ったキャラクター達なのだ!
こればかりはプレイをして実感をしていただきたいのですが、育ってきた作品によって感じ方がここまで変化する作品もないかも…と思います。
ということで、アイドリッシュセブンがおすすめな方とは
・シナリオ重視(鬱展開どんとこい!)
・萌えを1から10に自家発電できる
・種村有菜世代のアラサーオタク
です。いやー、数あるアイドルソシャゲの中でもアニメ映えする作品だと思うので放送がとても楽しみです。
スタンドマイヒーローズ
彗星の如くあらわれ、オタク乙女界隈に旋風を巻き起こした本作品。
オタクこそプレイしないことでおなじみ、いわゆる「携帯アプリ」的な恋愛ゲームの雰囲気をまとっているのですが、だからこそオタクには新しさしかないゲームです。
携帯アプリ的な恋愛ゲームときいて、何を想像しましたか?
「結婚したのか…俺以外の男と…」
「もっと乱れて声をきかせなよ。抑える必要なんてない」
上記のような過激なシーンが5話に1度挿入される的なものですよね。
イラストやシナリオもどちらかというと”そっち側”に近いはずなのに、なぜだかオタク達の心を引き寄せてしまった!
ついつい魅せられてしまったオタク達は、ある意味新しい雰囲気のキャラたちにぐいぐい引っ張られていく…。
そもそもソシャゲでプレイできる乙女系作品は、乙女シナリオに重心のある作品が少なく、どちらかというとミニゲームですとかキャラクター同士の交流が見どころでした。
そんな中、大人の男と女の関係をガッツリ描く携帯アプリ系乙女ゲームの系譜を持つ「スタンドマイヒーローズ(以下スタマイ)」は、男の子にヒロインを愛してほしい…そして愛したい…という乙女需要をしっかり掴んだのだなあと思います。
(ちゃんとお約束ロマンスもある)
スタマイの良いところは文章がとても読みやすいところ。
テンポよくセリフが流れ、一文一文が短いのでスルスルと読み進められ、没入感が生まれる。
(特にこのセリフポップアップ式読みやすい)
私のようなソシャゲシナリオは基本スキップする女でも、ちゃんと読んでしまうんですよね。不思議。
麻薬捜査官である主人公を中心に進むハードボイルドなお話かと思いきや、キャラクターをかなり掘り下げるので、気がついたら「あれ…捜査しているのは事件ではなく彼のことばかり…これがもしかして恋…?」というヒロイン視点に立てます。
携帯アプリ系女性向けゲームではあたりまえである「キャラクターと主人公がくっついてイチャイチャするというシナリオ」を、良質な文章で、ソシャゲで楽しめてしまう!
しかもキャラデザも洗練されているので、「いいのか?俺以外の男を選んでも」みたいな「こんなに恥ずかしがって…これからもっとすごいことするよ?」的なセリフを言われてもう〜んキュンキュンとクルんです。
(マトリらしく男の弱み(隠語)を握る主人公)
スタンドマイヒーローズをおすすめな方は
・シナリオ重視(ときめきをくれ〜〜)
・そろそろ大人のキャラも攻略したい
・普通のゲームは食傷気味だ
です。ぜひスタマイをプレイしてトキメキに包まれながら温かい布団で眠って優しい時間を過ごそう!
スタマイは働く女性の味方だよ!!!!女性ホルモン的な意味で!!!
アイドルもの
アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!
アイドルマスターシリーズの女性向けとしてスタートした本作。
もう詳細は省きますが、キャラクター全員ぶっ飛んだ設定なのに普通の一般人のように存在しているのが凄い作品だなといつも思っております。
『アイドルマスター SideM LIVE ON ST@GE!(以下、Mステ)』の一番の魅力はなんたってアイドルが踊ってくれるところ!
(Dancing tonight...)
(これぞMマスの謎センス)
イケメン推しアイドルが、キラキラとした笑顔で天使のような笑顔で時には菩薩のように微笑みながらダンスをキメる、私達へ向けて。
アイドルオタクにとってこれ以上の喜びはないのだろうか。
いやな…あるんだよな〜!
Mステはアイドルグループ別のシナリオが用意されているのですが、意外と掘り下げてくれてファンは「!?!??!?」と混乱すること必至なのです!
(一見普通のソシャゲシナリオにみえますが、これがサービス開始から3年間アイドル達を見守っていたオタクには物量が多いため死に至るケースもある)
そもそも『アイドルマスターSideM』はキャラクター個別シナリオ等がほとんど無いといっても等しく、ファンたちは断片的に提供される彼らの像を結びつけて欲望を満たしておりました。
それが!なんと長文を喋るんだよな!セリフ量が段違いになります!
そもそも『アイドルマスターSideM』が好きな方へ向けた作品なのか?という疑問も湧いてきたでしょうが、スタート場所が違っても同じアイドルが好きになれば仲間だし人類皆兄弟なのです!
そう、まずはダウンロードをするところから始めましょう!
総勢46名のキャラクターが登場するので、一人ぐらいは性癖にしっくりくるキャラクターに出会えるかもしれません。
ちなみに私はサービス開始2年目にようやく「古論クリス」というどストライクなキャラが登場したので、本当に人生何が起きるかわからないなと思います。人生、気になったらチャレンジすることが大切だなと思います。
あっ、書き忘れておりました。
主にリズムゲームです。
うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live
多くを語らなくても良いのでは?な『うたの☆プリンスさまっ♪(以下、うたプリ)』のリズムゲームです。
筆者がオタク人生において一番課金しているゲームなのですが、最近「無償石の大盤振る舞い」をはじめたんですよね。
危機感しかないので、少しでも犠牲者ユーザーを増やすためにご紹介します!
特筆するところはない!リズムゲームです!
しいていうならば、曲が追加されるごとに譜面が良くなっていく!
うたプリ特有の斜め上なシナリオも健在です。
こんな気狂いシナリオをOKしてしまう公式本当にどうなってんだ。
ここまで特に良い点をあげていませんが、なぜ私が課金してしまっているのか。
それは一重に推しという存在です。
うたプリは、今ではおなじみにおなじみを重ねてしまった、キャラクターがあたかも実在するかのようにプロモーションを行うことにかけては郡を抜いてうまい作品です。
書籍化のため閉鎖してしまったプリンスブログ、イベントごとに行われるプリンスtwtter、あくまでアイドル達のインタビュー形式として紙面を埋めるQ&A、JR広告、倉花千夏カメラマンによるいわゆる撮影…。
乙女たちはゲームで彼らの乱れきったド私生活を知りながらも、前述の公の場でみせるアイドルの姿も好き…愛してる…という複雑な感情を抱かざるをえないのです。
話が長くなりました。
その私生活と公の場の中間を描くのが『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live(以下、シャニライ)』です。
まずホーム画面へいくと、こんな優しい言葉をかけてくれるのですね。
仕事へ行かなくてはならない地獄の朝、目覚めの一発にこれをキメると今日一日も頑張れそうですよね。稼がなくてはとなりますよね。
そもそも私らファンへかける言葉ではなく、ゲームの主人公へ向けた言葉なんだよな…というそういう悲しい現実を忘れさせるほど、当たり前のように労ってくれる推し…。
社会人に必要なものはバブみという癒やし、そして常々優しくしてくれる(二次元の)男なのだとしみじみしますね。
かと思えば、いわゆる会報なんかに乗ってそうなファンへむけた発言もあり。
公式がプリンスたちの私生活と仕事を分けるのをやめたのでは?とツッコんではいけない。
ガチャに上限が設けられたので、課金をすれば確実に推しが手に入ります。
いつまで続くかわからないこの無償石大盤振る舞いの時期に始めることをおすすめ致します!本当に!
スクフェスと同じ会社が作ったとは思えないほどの気前の良さ、恐ろしさしかない。
ということで、うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Liveがおすすめな方とは
・うたプリに推しがいる
・かつてうたプリが好きだった
・うたプリ楽曲が好き
な方です。
プリンスたちに大枚を貢いだオタクのみんな〜!ここが正念場だよ〜!
今こそプレイするべき
ときめきレストラン☆☆☆
俺たちの青春「ときめきメモリアルシリーズ」と地続きになっている作品である『ときめきレストラン☆☆☆(以下、ときレス)』。
サービス開始2013年3月だそうで、来春5周年を迎える大古参乙女ソシャゲです。
このゲームがプレイしたくて当時Iphoneへ変えたことを昨日のことのように思い返せます。時の流れはジェット噴射。
ときレスは運営が変わってしまったり、生みの親が別のアイドル作品を手がけるようになってしまった等、アイドルに相応しい波乱万丈な人生を歩んでいるのですが、安定してサービスを提供し続けている。これが凄い。
ミニゲームのように料理を作って、それをキャラクターやモブが食べに来てくれる…というスタンスが来春五周年なんですよ。
料理を作り続けるとレベルがあがって、キャラクターとのシナリオが読める…というスタンスが来春五周年。
しかも五周年を迎えるのに、まだまだキャラクターたちのすべてを知っているわけではない。
並大抵のソシャゲなら、生い立ちも丸裸になり、彼らの別の交友関係が登場したり、新しいユニットが追加されたりするのですが、ときレスは6人のキャラで走り続けて5周年。
この凄さを、この数年間アイドル作品隆盛を見守ってきた皆さんならわかるはずだ〜〜!
ファンを、世界観を、大切にしているところがまさしくときメモの系譜だと思うのですよね。運営はコエテクだけど。
新規には難しい作品かな?と足踏みをされていらっしゃる方も多いかと思いますので、ここからは簡単にご紹介させて頂きます。
ときレスは、王子様系アイドルユニットとワイルド系アイドルユニットの2つから成ります。
想像してみてください。…はい、想像したものを絵に書いてみてください。
そうそう…!まさしくそのままです!
ときめきレストラン☆☆☆ Project TRISTARS(トライスターズ)
ときめきレストラン☆☆☆ Project TRISTARS(トライスターズ)
アイドルらしく髪の色をカラフルにしてみよう…とか、少し奇抜な髪型にしてみよう…とか、おっさんだらけショタだらけにしてみよう…とか、そういうアプローチはないです。超ド級王道なのです。
そもそも「ときメモガールズサイド」自体が、一見フッツーのキャラのようにも思える男の子達に私生活のすべてを支配されるほどドハマリできるよう、制作側が徹底的に研究をして作られている作品なのです。
キャラたちの一挙一動すべてが緻密な計算で成り立っているため、オタクは手のひらの上で転がされながら現実世界でキャラクター達と結ばれることを願わずにはいられなくなる…。
そんなすべての価値観を破壊される悪質な宗教のような作品なのですが、ときレスはその味が(ソシャゲなので)薄まっているとはいえ、免疫がないと「ひょえ…」と乙女な声がでます。
自分の求めたものをくれながら、意表をついたことをされ、だんだんとそれが病みつきになっていく…。という悪い男に騙されているのでは?と傍目だと頬を叩いて正気に戻してやりたくなるわけですが、 甘いシナリオ※で陥落しているファンにとっては蚊に刺されるようなものですよね。
※甘いシナリオといっても、ときメモとコエテク基準なのでキュンキュンくるがエッチではない。
(迷言)
6人全員大好きなのですが、強いていえば霧島司さんがすごく好きです。
かっちりしているように見えて、常識人のようにも見えて、だけれど人間としての隙が多い。良い。
いまではこぞって踊る男性キャラ達のはしりも、ときレスPVです。
当時はとてもとても興奮したものです。まさかPVでリズムゲームができるようになる時代がくるとは思えませんでした。
なぜ今回ご紹介させて頂いたかというと、「アニメ映画」放映と「コンシューマーゲーム」 発売が控えているからなのです!
この機会にソシャゲで軽く触れてみて、アニメ・ゲームもご覧になってください。
いまなら乗れるぞ!このビッグウェーブに!
というわけで「ときめきレストラン☆☆☆」がおすすめな方とは
・むしろ王道が好き
・かっこいいキャラクターにときめきたい
・ミニゲーム大好き、牧場物語とか本当に好き
です。ソシャゲのいいところは基本プレイが無料なところです。
ぜひともときレスの、ときめきメモリアルガールズサイドの世界にふれてみてください。
オトメ勇者
イナズマイレブン・レイトン教授でお馴染みの「レベルファイブ」とイラストレーター倉花千夏がタッグを組んだ作品である『オトメ勇者』。
本年12月に配信されたできたてホヤホヤの本作なのですが、発表から首をながーくして待っておりました。
あのオタク女子たちに一大ブームメントを巻き起こしたイナイレ擁するレベルファイブと語るまでもない倉花千夏先生の組み合わせ…絶対おもしろい…と確信しておりました。
少しレビューを交えながらご紹介したいと思います。
まずわかりやすい下記の画像を御覧ください。
アラサーオタク女子を殺す声優陣です。
他にも私が悪魔に魂を売ってでも病床で聴きたい声ナンバーワンの三木眞一郎さんと天国で聴きたい声ナンバーワンの緑川光さん等等、声優に関してはなんの不足もありません。
そして、一瞬だけ、倉花千夏の良さが出てるか…?と思われたかもしれない。
スタイリッシュなキャラというよりもRPGのカッコイイ風という硬派なキャラクターデザインなのですが、細部に目を向ければ向けるほどシンプルさの中にも倉花先生のセンスが光るなあと往年からの信者は思います。
しかも倉花絵がぬるぬる動くんです。
(ブログに貼り付けるとどうしても静止画になるので、クロービスのメガネ姿をお楽しみください)
キャラクター達の性格等も往年から最新作までの乙女作品をお勉強して作ったのだなと感じるほど洗練されています。
ある意味、レベルファイブ制作のときめきメモリアルガールズサイドです。
萌えどころもわかりやすく、ツボにハマるキャラがいたら秒単位でわかるのではないでしょうか。
個人的には櫻井孝宏さんが好きな方は全員櫻井さんの演じたキャラであるヒガンが好きになるのでは?という偏見があります。
(絵に描いたような櫻井キャラ)
このゲームの良いところは、しっかりオトメ層を狙っているはずなのに、プレイすればするほど”一般的なRPG”をやっているのでは?という感覚になるところ。
最初こそ「こういう奴オトメ作品にありがち〜わかる〜」と茶化しがちですが、彼らとの出会いが一段落した頃になると急に一人一人の抱えているものが明かされ、しかもその内容が恐ろしく慎ましやかなんですよ!
例えば、「母国がやられて王政を引き継ぐことになったので頑張ってます!」ということに付随する苦悩が一切描かれず、彼らはあたりまえのように生きています。
人間生きている以上、弱音が出たり悩み事が多かったりするので、気がついたらゲームシナリオは急な鬱展開に突入することが多いのですが、それが無い。
「人生色々あるよね〜」と言わんばかりにキャラクターたちは未来の可能性へ目を向けているのです。
そのサラッとしたシナリオが合うか合わないかは各々の好みだと思います。
ちなみに私は「乙女向けRPGソシャゲをプレイしていたつもりが、いつのまにかRPGソシャゲになってたしそれを乙女目線でプレイしていることになっていた…」というポルナレフ状態です。
一つ不満点があるとすれば、ワンプレイに時間がかかるところ。
オトメ勇者はキャラクターたちのかけっこを見守るゲームなのですが、そこにちょっとした操作が加わるため、少なくとも1分は他のことができなくなるのですよね。
オトメ要素がプレイしたい人にとっては作業になってしまいます。リズムゲームが続くか続かないかという問題と同列ですね。
また武器や防具、アクセサリーを揃える必要があるため、強いカードで殴るという単純なゲームに慣れきって堕落したゲーマーには身が引き締まる想いがあるかと思います。
これからの更なる展開がたのしみです。
きっとアニメ化も前提に入ったオトメゲームだろうなあ。
最後に
今年はコンシューマーの乙女ゲームの発売があまりなかった分、ソーシャルゲーム界隈がかなり盛り上がりましたね!
来年も楽しくゲームができたらいいなあと思いました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。