ネタバレ考察『ペルソナ5』!真エンドへ向けて気になる点まとめ
こんにちは、ぽぽたんです。
P5総プレイ時間が150を超えつつあります。
何故そこまでプレイしてしまうのか?
勿論、真エンドがあるんじゃないか?という疑念があるからです。
今回は私なりの「気になる点」と拙い考察を記載したいと思います。
※もちろんネタバレ満載です※
※グッドエンドクリア前提なので、プレイ後に閲覧をしてください※
P5レビューはこちらです。
ハッキリして!!...どうなの!?
P5、正直真エンドなんてないのでは?と思ってしまうほど綺麗に終わります。
何も疑う余地もないし、P4で真エンドでやった神殺しまで達成しているし。
アトラスに「ここで終わりだよ^^」と言われても、そうかも…としぶしぶ納得してしまう程度には綺麗に終わります。
ですが!どうしても!ここが気になる!!
そういう点を記載していきます。
タイムリープ説とラスボスと対になる存在・時の神「アイオーン」
P5の作中では、キャラクター達がたまに「既視感」を訴えてきます。
といっても私が把握している分では下記だけです。
①主人公が初めて屋根裏へ来た時に「懐かしい気がする」と話す。
②祐介加入後の歓迎会で杏が「ずっと(仲間たちを)知っていた気がする」と話す。
③真加入後の歓迎会で真が「以前から(仲間たちを)知っていた気がする」と話す。
暫定:冒頭の主人公が電車で目覚めるムービーが、タイムリープしてきたばかりの反応のようである。
しかもこの意味深なフラグは回収されることがありません。
確かに、アトラス「気にしすぎだよ^^」と言われたら即終了してしまうような疑念ですが、ここで1つ気になる点があります。
ラスボスである「統制神ヤルダバオト」ですが、対となる存在に時を司る神がいるのです。
古代の宗教・思想に「グノーシス主義」というものがあります。
ヤルダバオトはグノーシス主義において、「偽の神」「下級神」という存在にされています。
少し補足を加えると、『旧約聖書』に登場するヤハウェと名乗るデミウルゴスをヤルダバオトと呼び、彼の作り出した世界(現実世界)を劣悪なものとしました。
ヤルダバオトの上位存在である「アイオーン」は”全なる至高者”として、ヤルダバオトの作った世界の秩序を”偽の世界である”という認知を促す存在です。
P5ではテーマであると考えられる「認知」に関連する神様なのです。
ここだけでも「もしかしたら関係があるのでは…?」という気になってきませんか?
またアイオーンの一部である「ソフィア(知恵)」が誤って生み出した存在がヤルダバオトであり、ヤルダバオトは自分が創られた存在であることを忘れ「自分の他に神はいない」と思い込んでいます。
ソフィアは女性として描かれることが多いのですが…。
P5において、物語の根幹に関わっているのに一切情報が出てこない女性がいますよね。
主人公が獅堂から因縁をつけられた、あの事件に登場する女性です。
彼らの因縁はここから始まっていることから、P4のガソリンスタンドにいた神様のように、「もしかしたら…?」という可能性もあります。
彼らの因縁も「ヤルダバオトがゲームとして仕組んだ」のではなく「アイオーンがヤルダバオトにそう思わせた」のであれば、話は変わってきます。
アイオーンが、ヤルダバオトの創造した現実世界を”偽の世界”であると認知を促すために主人公たちを物語に巻き込んだ。
というのが私の考察です。
また終末論の1つとして、『アイオーンが全ての人間を”認知”させることで物質界から救済する目的を遂げた後、神は世界を元のように消滅させる』というものがあります。
もしもアイオーンを倒す理由となるなら、そこに焦点があたるのでしょうね。
ちなみにアイオーンが時を司る神として描かれているのはギリシャ神話においてです。
主人公たちを利用して、衆人へ「本当の世界への認知」を促すことを失敗した際に時を巻き戻しているのではないでしょうか。
P4のノーマルエンドと同じように、現在のp5のグッドエンドは真相を究明しておらず、あのエンディングの後には冒頭の電車のシーンに巻き戻されているのかもしれません。(妄想)
ちなみにアイオーンが認知を促すものは下記であるとされています。
①現実世界は「悪」であり、この世を創造した「悪なる神」の他にも、「全なる至高者」が存在すること。(=反宇宙的二元論)
②偽の神に創られた存在である人間にも、内側には至高者に由来する花火(聖書で言うキリストの光の子的な)を所持していること。(=神的花火・本来的自己の核心)
③上記の①②を知らない者への認知を促す
グノーシス主義について極めてわかりやすく書いたため、薄い内容ではあります汗。
詳細が気になる方は各々調べていただければ幸いです。
また実際にプレイはしていないので又聞きで恐縮ではありますが、女神転生シリーズでグノーシス主義を取り上げたことがあるのですね。
旅立ちの日に惣次郎へ手渡す「手帳」の意味は?
物語の最後のあいさつ回りに、惣次郎へ保護観察時に書いていた手帳を渡すか否かという選択肢が現れます。
9/28現在において、選択肢による違いはエンディングに惣次郎が手帳を持っているかいないかの違いしかないようです。
初めてセーブをする際にモルガナは「こまめに日記をつけるといいことがある」というようなことを話します。
ゲームシステムにおいて、セーブする=日記をつけるという相互関係がみられることから、毎日つけてみると?という検証も行われているようですが現状での報告はありません。
この手帳を手渡す選択肢に意味があるのか?ないのか?
早く公表してアトラス~~~~
旅立ちの日に新島冴から貰える弁護士名刺の意味
最後の日のあいさつ回りの際、コープをMAXにしたキャラクターから次周よりコープアビリティを使用できるようになるアイテムが貰えます。
他のキャラは、例えば「ベルベットルームで使用できる機能の開放」であったり「戦闘時すぐに逃げることができる」というようなものです。
しかしながら冴だけ、特になし!
確かにストーリーを進めれば自動的にコープをMAXにできるキャラクターです。
次周に特に引き継げるアビリティがないのも頷けます。また冴の新たな進む道を知ることができる、という意味でのアイテムである可能性もあります。
しばしば話題にあがるのは、冴だけ最後のコープアビリティが不明になっている点です。
真エンドの探求をしている人だけでなく、プレイヤー心理としても、クリアしても埋まっていない文章があるのは少し気持ち悪いですよね。
世界のアルカナを最後に入手したけれど特に使用していないような…違和感
主人公は最終決戦時に愚者のアルカナである「サタナエル」を使用してヤルダバオトを倒します。
世界のアルカナといえば、ペルソナでは全てのアルカナの行く末であったり、これを手に入れることで真ボスを倒すことができることでお馴染みです。
P5も最後に「もう貴方は(自分の)世界を手に入れたのですよ」と貰えますね。
下記はwikiの引用ですが、世界のアルカナと愚者のアルカナには関連性が提示されています。
カード番号は「21」で、前のカードは「20 審判」。古い時代のタロットではマルセイユ版で「番号無し」とされた「愚者」を「22」に置いて「世界」の次のカードとするものや、逆に「世界」を「22」・「愚者」を「21」とするものが存在していた[1]。
P4では世界のアルカナのペルソナとして「伊邪那岐大神」をちゃんと召喚できるのですが、P5ではラスボス戦で開放さえるのは愚者のアルカナであるサタナエルです。
真実を見極めるための切り札としての世界のアルカナ。
それを使用した具体的な事実を作中でみることのできない分、真ボスのために取っているのでは?と期待してしまいますね。
明智モーションのウザさ
ダンジョン内・戦闘時の明智のモーションがオーバーすぎるというか、少しウザめキザめです。
品行方正王子様路線だった明智なので、初見時には「こいつには絶対裏の一面がある」と確信したのを覚えています。
そのため、本性を露わにした後も仲間としてダンジョンを巡ってくれるだろうな…とも。
結局、明智は離脱したまま復帰することはありませんでした。
しかしあの品行方正さを押し出していた明智だけ操作できるのなら、あのはっちゃけたホールドアップからの殲滅させたイラストはいらないのでは?
何故あんなにオーバーなモーションを作ったままなのか?
余談ですが、レベルアップ後にスキルを覚えた際、明智は「みんなみて!ぼくの新しい能力!」とアピールするのですが、彼の生い立ちを知った後ではなんとも切ないセリフだなと思う次第です。
11/5に完全攻略本が発売されるぞ!
ゲーム発売後初の攻略本がようやくでるそうです!!
なんとP576の大ボリューム!二週目攻略チャートまで完備!
ここで真エンドについて言及があれば…諦められるのに…。
私は藁にもすがる思いで予約しました。笑
また12/3・4に『プレイステーション エクスペリエンス2016』が開催されるので、そこにアトラスが出るとしたら、何か新しい展開があるかもしれません。
つたない考察を読んでくださりありがとうございました。
頼む!追加ディスクでも完全版でもDLCでもなんでもいいから発表してください!アトラス!
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