『囚われのパルマ』エピソード2は物語が動き出す!レビュー
こんにちは。「塩 拉麺子」ことぽぽたんです。
スマートフォンアプリとして配信されている『囚われのパルマ』。
こちらの第2章を読み終わったので、さっそく感想を書きたいと思います。
今回で物語が少しずつ動き出した感がありますね!
※一部ネタバレを含みます※
2章の夢アプリもセクシーです。
以前、書きました記事はこちら!
エピソード2のあらすじ
エピソード1はどうしてもハルトや主人公のおかれた状況の説明が多くなりがちでしたが、今回から話が動き始めました。
『ハルト』は一体何者なのか、その手がかりが本編のシナリオやメッセージのやりとりで示唆されてきます。
まさしくミステリ風仕立ての物語に先が気になる気になるぞ!
簡単なあらすじ
ハルトとも次第に打ち解けてきた主人公。
そんな折に、外部から来た”謎の男”に声をかけられる。
どうやら「ハルト」について知っているようで…
主人公はその男が落とした写真を拾うことになる。
そしてその写真を撮った場所は、”あの場所”であることに気がついた。
新しい登場キャラ
あらすじで触れた”謎の男”と、図書館の女性司書が追加されました!
こう、オタクとして親しみの持てる司書です。
彼女は子どもと夫を置いて島に来ていることが後ほどわかります。
マスターといい、どうしてわざわざ島で働いているのか?そこも語られるのでしょうか。
ネタバレなしのレビュー
物語の本筋については、あらすじ以上のレビューができません!だいたいがネタバレになってしまうので…悲しいことに…
大変申し訳ないのですが、ハルトくん周りのレビューをさせて頂きます。
こんかいのはるとくん
今回はハルトくんとどんどん距離が近づきます。
メッセージの返信も早いし、面接のときも視線を合わせてくれるし(;_;)
ハルトくん、あんなにクールな見た目で喋り下手なのに、かなり素直なところがうかがえます。
主人公のことを都度心配してくれ、部屋の中でも主人公を想ってくれ…。
言っていることは辛辣である。
どこか記憶を取り戻すことを怖がっている節のあるハルトくん。
そんな彼の心を開くにはどうしたらいいのだろうか?と悩む主人公。
これぞカウンセリング乙女ゲーム。
好き。
優しいハルトくん
今回はCDをプレゼントすることができるのです。
が、なんとアニソンCDをあげることができます。正気か?
この、オタクを差別しない優しさ。
記憶を失っても育ちの良さと素頭の良さを感じる…ハルトはいい男…。
しかもハルトくん、おすすめのアニソンを聴いてくれる~
いい曲だったよ、と同調してくれる~
理想の恋人かよ。怖いぞパルマ。
※ここから以下はネタバレありの感想です。※
「エピソード2」ネタバレ有り感想
物語の進展
今回はハルトの失われた記憶への手がかりがちょっと掴めた感じでしたね。
『ハルトが起こした事件』とは何か、『ベアトリーチェ』とは何を指すのか。
また『看守を信用しない方がいい』とは何か!
謎への手がかりを掴んだと思いきや、謎をばら撒かれたぞ!というのが素直な感想です。
まだ3~6章まであるし、ちょっとドキドキですね。
『ベアトリーチェ』について簡単な考察
wikiでは下記の通りです。
ベアトリーチェ(Beatrice)は、イタリア語圏の女性名。
イタリア語圏というのが気になりますね。
”パルマ”もイタリア語で”掌”という意味ですし。
観光都市のイタリアのパルマは美食都市として有名ですが、少し付け足した名前であるパルマノーヴァは四方を城壁で囲んだ城塞都市として有名です。
進撃の巨人でも話題になりましたね。笑
孤島に四方を天然の城壁である海に囲まれた城塞都市としての機能を持たせているとしたら…?と深読みしてしまいました。
何か隠したい情報(ハルトのこととか)があるために、孤島に建てられた施設なのでしょう。島にも謎がありそうですね。
ハルトは研究従事者か?
今回のメッセージはハルトくんの過去(というほどでもない)や人となりがわかるようになってきましたね。
ハルトも徐々に記憶を取り戻す準備を脳が整えている…ということか?
今回のメッセージで、少なくともハルトくんが「数学が得意」ということがわかります。
- ”数字が苦手ではない"というやりとり
- "国語や音楽が苦手である"というやりとり
また勉強をすることに対して、疑問を持っていないことがわかります。
文章を読んだり、何かを覚えることが好きであったという話がされます。
ここからは私の感想になってしまいますが、ハルトくんの書く文章はかなり理論的なんですよね。
こう、上手くは言えませんが”理系”という印象を受けませんか?
実証を踏まえての発言をするところ等々。
ハルトくんのいいところは一度は同意して受け止めてくれるところ!笑
こういう態度に大人っぽさを感じるのかもしれませんね。
脱線しましたが、ちょっとしたハルトの知識が垣間見えるメッセージがあります。
思い返してみると、ハルトくんから情報をもらえるメッセージはこれだけだったような気がします。
あげられるプレゼントも『スポーツ図鑑』『動物図鑑』『植物図鑑』等、全て生き物に関するものです。
もしここにヒントが隠れているのなら、ハルトくんは生物に関する情報を持っている=生物に関する研究者なのでは?と推測しました。
それにしてはモノを知らなさすぎるので、実は研究対象として観察されながら自身も研究していた…みたいな闇を垣間見える設定だったりすると面白いですね。
距離の近づく二人
こういう切ない恋模様はぐっときます。
最後に
いかがだったでしょうか。
早く次のエピソードを配信して欲しい!という気持ちでいっぱいです。
ここまで読んでくださりありがとうございました。